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大鵬薬品工業株式会社様 導入事例

ロゴ

[業種]
医療・福祉
[URL]
http://www.taiho.co.jp/


本條 雄治様

1963年の創業以来、「私たちは 人びとの健康を高める心豊かな社会づくりに貢献します」の企業理念のもと、独創的な医薬品の研究・開発に取り組んでおられます。特に、「がん」「アレルギー」「泌尿器」の3領域に特化した医薬品の創製で、高い技術・情報力に裏打ちされた、研究開発型のスペシャリティファーマとしての企業を志向されています。また、環境問題を経営の優先課題の一つとして捉え、積極的に取り組んでおられます。

「常にチャレンジ精神」を忘れず、人も組織もいつまでも若さを失わない企業であり続けるというテーマに向かって邁進されています。

導入のご感想

導入の背景

早期から情報セキュリティ対策を推進

2005年4月の個人情報保護法施行に向け、社内において“個人情報保護運用事務局”を発足し、オフィス・セキュリティ環境の整備を進めてきました。またPCの紛失・盗難時のセキュリティ対策として、PC上のセキュリティ環境設定は勿論のこと、個人情報保護法の「安全管理措置」の一環として、ハードディスク のセキュリティ対策を講じるとともに、社外持出し用を含むUSBメモリの全品交換の決定が下り、導入に向けて検討を進めてきました。

情報セキュリティ対策における条件をすべて満たしていたUSBメモリ「エスディコンテナ」

導入するUSBメモリの条件としては、①ソフトやドライバのインストールが不要であること、②ユーザ権限で動作すること、③データを 100%暗号化することという3点を条件として定め市場調査をしてきました。この条件を全て満たす製品として、取引先の企業様より、ご紹介いただいたのが『エスディコンテナ』でした。

製品をご紹介いただいた2005年11月当時は、『エスディコンテナ』が製品発表されて間もなくであり、その後2006年春に発売された後、早速検証に着手し、本製品の基本機能に加えて、当社での運用面を考慮したカスタマイズ対応を依頼して、社内指定品のUSBメモリとして導入を決定しました。

安心して業務を行うためには情報セキュリティ対策が必須

導入にあたり、過日、社内監査を実施したときに、現場からもセキュリティ対策を講じたUSBメモリの導入を求める声が多く、コンプライアンス面から情報セキュリティ整備を急ぐ事は当然として、重要な研究開発や営業の現場で安心して業務を執っていただくためにも早急な導入が必要であることを強く感じた次第です。

導入後のご感想

当社における情報の社外持出しの一例としては、医療関係者などへの説明用として、また研究開発部門における医薬品の開発資料や治験資料などを持出すシーン及びMR*及びヘルスケアMR担当が営業資料や説明会向けに学術資料を持出すシーンが日常的にみられます。いずれも大変重要な機密情報であり、『エスディコンテナ』の導入により、安全な情報の社外持出しとともに紛失・盗難などによる情報漏えい・流出対策リスクを低減させることができると考えています。現場担当者の情報漏えい・流出に対する不安や危惧を少しでも取り除くことができればと期待しています。

*MR:メディカル・リプレゼンタティブ(Medical Representative)の頭文字をとったもので、医薬品メーカーの医薬情報担当者のことを意味します。日本におけるMRの総数は、製薬協会加盟企業だけでも、約55,000人にのぼり、米国よりも人数が多いといわれています。

オリジナルシールで情報セキュリティ対策を意識付け

当社導入の『エスディコンテナ』には、特別注文により管理番号と鍵マークのシールを貼付しています。配布されたUSBメモリの一元管理とともに“セキュリティ対策を講じたUSBメモリ”である事を明確に意識付けることを目的としています。

また、既存のUSBメモリから『エスディコンテナ』への全品交換後は、回収したUSBメモリの廃棄処分をイーディーコントライブ社のグループ会社であるイーエコワークス社に依頼しています。廃棄データからの情報漏えい・流出問題へのセキュリティ対策も当然必須であり、製品の導入から安全で確実なデータの廃棄まで、トータルでサポートしていただいています。

大容量の情報セキュリティ対策製品に期待

今後は、手術の模様を収めた動画データなど、ますます取り扱うデータの大容量化が予想されます。大容量データに対応したセキュリティ製品や、また様々な外部メディア全般の暗号化の開発をお願いできればと思っています。