Traventy 3 は、高速転送USB3.0規格に対応したハードウェア暗号化USBメモリです。従来のセキュリティ機能をより使いやすく、より管理しやすく進化したTraventy 3は、機密情報の暗号移送やウイルス検知機能はそのままに、煩わしいライセンス更新も自動的に行える新機能や、ポリシー/バージョンアップの更新もネットワーク経由で自動的に行えます。快適なデータ転送と安全・安心なデータ移送を実現します。
高速転送規格「USB3.0」を搭載!
幅広い環境で搭載されてきたUSB2.0の上位規格として新たに規格化された「USB3.0」は、USB2.0と互換性を保ちつつ、そのデータ転送速度は最大5Gbpsと従来のUSB2.0の転送速度480Mbpsに比べ、なんと10倍以上になりました。
※ 最大転送速度は規格値です。
年次の更新を自動化!「TMUSBライセンス自動更新機能」
Traventy 3のウイルス検知ソフトウェア「Trend Micro USB Security™ 2.1(TMUSB2.1)」は、ライセンス更新時期に合わせて自動で更新処理を実行!Traventy 3なら利用者による煩わしい更新作業や、ライセンス更新忘れなどの心配はありません。
ネットワーク経由でポリシー自動更新!「ポリシー配信機能」
ポリシー変更やソフトウェアバージョンアップ時には、ネットワーク経由ですべてのTraventy 3にアップデートを行えます。データを損なわない簡易初期化機能で、ポリシーのみを強制的に更新!更新結果も一元管理が行えます。
ログ取得機能 / コピーガードなどすべての機能を集約!
従来のファイル操作ログ取得やコピーガードなどの機能を「Traventy 3」に集約。別売の「Traventy 3 AdminPack」で利用できる管理機能は、3,500社以上の情報システム担当者様の声をもとに、企業が求める運用管理機能を集約し、管理性の品質を向上しました。
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堅牢な情報漏えい対策機能
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豊富なウイルス対策機能
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幅広い対応環境
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より便利になった運用機能
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ポリシー集中管理機能
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利便性の高いパスワードレスキュー機能
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豊富な本体設定
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用途に合わせた制限設定
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USBメモリの紛失 / 資産管理機能 (*2)
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強固なパスワード保護機能
Traventy 3は、パスワード認証機能付きUSBメモリです。利用者があらかじめ設定したパスワードを入力することで、データ保存領域へアクセスが可能となります。パスワード認証を行わずにデータ領域へアクセスすることはできませんので、紛失・盗難時に保存されている情報が第三者へ漏えいする心配はありません。
詳細なパスワードポリシー設定機能
Traventy 3 AdminPackの「ポリシー設定ツール」では、詳細なパスワードルールを設定することが可能です。お客様のセキュリティポリシーを遵守した内容をUSBメモリにも設定することが可能です。
ハードウェア強制暗号化(AES256bit)による安全なデータ移送
パスワード認証後データ領域に保存されたデータは、強固な暗号化方式「AES(Advanced Encryption Standard)256bit」によりすべて強制的に暗号化されます。利用者が意識することなく暗号化されたデータの移送を実現します。平文(暗号化されていない状態)でTraventy 3にデータを保存することは一切できません。
ウイルス検知機能
Trend Micro USB Security™ 2.1(TMUSB2.1)のウイルス検知機能の搭載設定
Traventy 3 AdminPackのポリシー設定ツールで「ウイルス検知機能」を有効にすると、Traventy 3にTrend Micro社製USBメモリ専用ウイルス検知ソフトウェア「Trend Micro USB Security™ 2.1(TMUSB2.1)」が搭載されます。TMUSB2.1は、データ領域にコピーされた不正なファイルを自動的に検知・隔離を行います。最新パターンファイルはTraventy 3起動時に自動的にインターネット経由でアップデートを行いますので、新種のウイルスにも万全な対策が取れます。
Traventy 3なら、年次のライセンス更新処理を自動で実施!
利用者による更新作業も不要!更新漏れによるリスクもありません!
詳細は「より便利になった運用機能」の「TMUSB自動ライセンス更新機能」をご覧ください。
USBメモリが接続されたクライアントPCで対象となるトレンドマイクロ社製ウイルス対策ソフトウェアを使用している場合、インターネット非接続環境時にはクライアントPCが保有する最新パターンファイルを取得することが可能です。
《対象製品》
Trend Micro Apex One 2019
ウイルスバスターコーポレートエディション XG
ウイルスバスタービジネスセキュリティ 10.0 / 9.5 / 9.0
(2019/9/13現在)
自動実行機能を悪用するウイルスの拡散を防止する「オートラン対策」
Traventy 3は、万が一オートランウイルスが感染した場合でも、次回USBメモリ起動時にデータ領域に存在する「autorun.inf(自動実行ファイル)」を強制的に削除します。自動実行ファイルを削除することで、オートランウイルスが拡散することを未然に防止します。
読み取り専用でデータ領域への不正なファイルコピーを防止
パスワード認証時にデータ領域をCD-ROMのような「読み取り専用」で開くことが可能です。読み取り専用で起動すると、データ領域へのファイルコピーは禁止されるため、不正なファイルコピーを防止することができます。不特定多数の利用者が使用するプレゼンテーション用の端末などからのウイルス感染を防ぎます。
WindowsのクライアントOSに加え、Windows Server OSやmacOS環境でもご利用頂けます。
インストール不要で管理者権限・制限付きアカウントでもそのままご利用頂けますので、幅広い環境でご活用頂けます。
※ macOS環境では一部使用できない機能があります。詳細については「仕様」ページの「OSごとの機能比較表」をご参照ください。
データを損なわない簡易初期化機能
Traventy 3の「簡易初期化ツール」は、データ領域に保存されているファイルを損なわずに、パスワードの初期化、ポリシーの更新、バージョンアップが行えます。
TMUSBライセンス自動更新機能
Traventy 3のウイルス検知ソフトウェア「TMUSB2.1」は、ライセンス更新時期に合わせて自動で更新処理を実行します。Traventy 3なら、利用者による更新作業の負担も、ライセンス更新忘れの心配もありません。
ネットワーク経由でポリシー自動更新!「ポリシー配信機能」
ポリシー変更やソフトウェアバージョンアップ時には、Traventy 3 AdminPackの「ポリシー配信ツール」を使用することで、ネットワーク経由ですべてのTraventy 3にアップデートを行えます。
簡易初期化ツールを配信し、データを損なわない強制アップデート
ポリシー配信ツールで、簡易初期化ツールを配信することでTraventy 3に保存されているデータを損なわずアップデートを実施することが可能ですので、利用者に負担をかけない強制的なアップデートを行えます。
レスキューツールによる、ロック解除・パスワードリセット機能
出張先や外出先でパスワード忘れ・パスワードロックがかかってしまった場合でも、 Traventy 3 AdminPackの「レスキューツール」を使用することで、スムーズにロック解除・パスワードリセットを行えます。保存されているデータを損なわずにレスキューすることができるので、業務に支障を来しません。
マスターパスワード設定
利用者が使用するユーザパスワードとは別に、管理者用のマスターパスワードを設定することが可能です。
USBメモリ起動時のメッセージ機能
Traventy 3起動時に、利用者へ任意のメッセージを表示させます。利用者への注意喚起や使用上の注意を促します。
容量制限の設定
Traventy 3のデータ領域のサイズを最小320MBまで縮小することが可能です。利用者が持ち出し可能なデータ容量を制限するのに有効な設定です。
※ 管理ドライブは書き込み禁止のため、利用者はデータを保存することはできません。
ボリュームラベルの指定
PCに認識されるドライブ名を任意の名称に変更することが可能です。セキュリティUSBメモリをはじめて使用する利用者にも直感で分かりやすい名称に変更したい場合に有効な設定です。
ドライブへの追加ファイルの設定
Traventy 3の管理ドライブ、またはデータ領域にあらかじめ任意のファイルを追加しておくことが可能です。操作マニュアルや、ヘルプデスクの連絡先などを追加し、スムーズな運用展開を行う場合に有効な設定です。
エラーメッセージの編集
下記の5つの状況で表示されるエラーメッセージの編集が可能です。お客様の運用ポリシーに合わせてメッセージをカスタマイズし、円滑な運用を実現します。
ユーザドライブのファイルシステムの設定
ユーザドライブのファイルシステムを「FAT」「NTFS」からお選びいただけます。NTFSを選択することで、大容量のデータも一括保存が可能になります。
※ macOS利用時は「FAT」のみ選択が可能です。
条件指定による特定環境でのみの動作制限解除設定
Traventy 3の利用もしくはAssetFinderへの通信処理を制限し、特定または複数の条件指定を元に、管理者が許可した特定の環境でのみ動作制限を解除します。
社内でも特定の端末でのみTraventy 3の利用を許可したい場合は、自宅や外部での利用を制限したい場合に有効な設定です。
■指定可能な動作制限
■指定可能な判定条件
使用可能期間の設定 / 遠隔期間延長機能
特定の期間のみTraventy 3の使用を可能にします。ポリシーで設定された期間を超えると、Traventy 3を使用することはできません。期間を延長する場合は、レスキューツールを使用し対象のTraventy 3に対し指定した日数使用を許可することも可能です。出張期間が延長した利用者など遠隔地にいる利用者に対しても、適切な期間延長対応が行えます。
レスキューツールによる期間延長処理で、任意の日数使用期間を延長することが可能
AssetFinder連携機能によるTraventy 3の資産管理
ポリシーで「資産管理機能」を有効に設定することで、無料ダウンロード提供ソフトウェア「AssetFinder」と連携した資産管理機能をご利用頂けます。
Traventy 3の台帳管理や定期的な棚卸しの実施、利用履歴の収集を自動的に行います。
AssetFinderをインターネット環境に構築することで、紛失・盗難対象のTraventy 3を「無効化」することが可能です。「無効化」されたTraventy 3は、保存されているデータの削除 / ロックを実施するので、より確実に情報流出を防ぐことが可能です。
※ファイル操作ログ取得機能は、別途「SV機能月額利用ライセンス」のご契約が必要です。
詳細な機能については下記ページをご覧ください。
AssetFinder
SV機能月額利用ライセンス
OS | Windows 11 (22H2/21H2) Home / Pro / Pro Education / Pro for WorkStation / Education / Enterprise (64bit) Windows 10 (22H2/21H2/20H2) Home / Pro / Education / Enterprise (64bit / 32bit) Windows Server 2022 Essentials / Standard / Datacenter (64bit) Windows Server 2019 Essentials / Standard / Datacenter (64bit) Windows Server 2016 Essentials / Standard / Datacenter (64bit) Windows Server 2012 R2 Essentials / Standard / Datacenter (64bit) Windows Server 2012 Essentials / Standard / Datacenter (64bit)
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CPU / メモリ | OSの最低動作要件を満たすこと |
USBポート | USB3.0 / USB2.0 |
暗号化方式 | AES 256bit |
その他 | RoHS指令対応 |
OS | Windows 11 (22H2/21H2) Home / Pro / Pro Education / Pro for WorkStation / Education / Enterprise (64bit) Windows 10 (22H2/21H2/20H2) Home / Pro / Education / Enterprise (64bit / 32bit) Windows Server 2022 Essentials / Standard / Datacenter (64bit) Windows Server 2019 Essentials / Standard / Datacenter (64bit) Windows Server 2016 Essentials / Standard / Datacenter (64bit) Windows Server 2012 R2 Essentials / Standard / Datacenter (64bit) Windows Server 2012 Essentials / Standard / Datacenter (64bit)
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CPU / メモリ | OSの最低動作要件を満たすこと |
その他 | ポリシー配信ツールはインストール時に管理者権限が必要です。 ポリシー配信ツールは標準で80/TCPを利用します。ポリシー配信ツールの使用ポートと同じポートを使用するソフトウェアを同時にご利用いただくことはできません。 |
Windows OS | macOS | ||
基本機能 | |||
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パスワード認証 | ◎ | ◎ | |
AES 256bit暗号化 | ◎ | ◎ | |
インストール不要 / 権限の不問 | ◎ | ◎ | |
Traventy 3 AdminPackで設定された機能 | |||
パスワード | パスワードポリシー | ◎ | ◎ |
パスワードレスキュー | ◎ | ◎ | |
マスターパスワード | ◎ | ◎ | |
ウイルス対策 | ウイルス検知機能(TMUSB) | ◎ | × |
TMUSBライセンス自動更新 | ◎ | × | |
読み取り専用 | ◎ | ◎ | |
Autorun.inf削除機能 | ◎ | × | |
資産管理 | 操作ログ取得 | ◎ | × |
遠隔データ消去 | ◎ | × | |
棚卸し機能 | ◎ | × (*1) | |
ポリシー配信機能 | ◎ | × | |
設定制限 | 使用可能期間 | ◎ | △ (*2) |
動作制限 | ◎ | △ (*3) | |
本体設定 | カスタマイズ起動メッセージ | ◎ | ◎ |
カスタマイズエラーメッセージ | ◎ | ◎ | |
使用可能容量 | ◎ | ◎ | |
カスタマイズボリュームラベル | ◎ | ◎ | |
NTFSフォーマットの利用 |
◎ | × (*4) | |
追加ファイル | ◎ | ◎ |
トレンドマイクロ株式会社のWebサイト(URL:http://www.trendmicro.co.jp/jp/business/products/tmusb/)より、「Trend Micro USB Security™」のシステム要件をご参照ください。
《対象製品》
Trend Micro Apex One 2019
ウイルスバスターコーポレートエディション XG
ウイルスバスタービジネスセキュリティ 10.0 / 9.5 / 9.0
(2019/9/13現在)
製品名 | 型番 | JANコード | 価格(税抜) |
---|---|---|---|
Traventy 3 / 4GB | TRA04GVV3 | 4534798901226 | ¥16,500 |
Traventy 3 / 8GB | TRA08GVV3 | 4534798901233 | ¥22,000 |
Traventy 3 / 16GB | TRA16GVV3 | 4534798901240 | ¥33,000 |
Traventy 3 / 32GB | TRA32GVV3 | 4534798901257 | ¥44,000 |
Traventy 3 / 64GB | TRA64GVV3 | 4534798901271 | ¥63,800 |
製品名 | 型番 | JANコード | 価格(税抜) |
---|---|---|---|
Traventy 3 AdminPack | TRAADMTV3 | 4534798901264 | ¥44,000 |
製品名 | 型番 | JANコード | 価格(税抜) |
---|---|---|---|
TMUSB更新ライセンス | SDTLC01V1 | - | ¥1,080 |
SV機能月額利用ライセンス | TRASVF1M1 | - | ¥220 |
ウイルス検知機能をご利用いただくことができません。終了した後、ライセンス更新を行うことで再度1年間ご利用いただくことが可能になります。